ときめきオペラ

この「仕事」、好きでやってるんだし、何か悪いことでも??

time 2020/01/22

もう数年も前のことなのですが、ふと思い出したので、こちらに書いておきます。
かなり愚痴入ってますので、苦手な方はスルーされてくださいませ。

こちらに書くことは、オペラ写真家としての長澤直子の日常的な行動の一部です。一口に「写真家」と言っても、活動の範囲から撮影手法まで、千差万別ではないかなと思います。何か主張することで、他者からの理解を得ようというものではありません。オペラの写真を撮りたい(あえて撮りたいと書きます)という自分の衝動は、一般的な社会人の規範からすれば、いささか不審な気もします。それにしても、元は、「オペラを広めたい」という純粋な気持ちから来たものでした。もちろん、その気持ちなりを他者に理解して頂きたいということは思っていないのです。一度しかない人生です。堂々と誇りを持って、自分の道を生きて行きたいとは思います。特に「仕事」に対して。一生のうちの長い時間を費やすものですので。


〇〇まで自費で行って、舞台写真を撮った。
しかも、ライターさんも連れて行ったので、交通費を2人分払って。
勿論、ライターさんへの執筆の謝礼も、私が支払った。

ご招待券も頂いていたので、自分で行って見て楽しむだけでも良かったのだろうかとも思う。
でも、自分がしたいこととは、明らかにそれは違うのです。
私のやりたいことはただ一つで、沢山の方々に、オペラを見て頂きたいということです。
そういう意味では、自分が見て楽しいと思うだけでは、何もならない。
もしもその場にいられるならば、その公演がどんなだったかを、私は人に伝えたいのです。
そのために私は写真を撮っているし、小さいながらメディアを起こしたと言ってよいです。

それだのに、人は「お金を頂いて写真を撮るのがプロ。そういうことをするのはタダのアマチュアで、それは自己満足の世界だね。」と言う。時には「個人メディアの方には、取材はお断り致します。」と言われる。

プロだったら、仕事じゃないと写真を撮ってはいけないのだろうか?撮りたくても、仕事じゃないからと我慢するのがプロ?
今までのどんな内容の取材を行って来たかは無視して、個人だからと切り捨てる。

「メディアをタテにして、単に写真を撮りたいだけなんじゃないの?」・・・という言い方もされました。

えぇ。
勿論そうですよ。
そうに決まってるじゃない。
この「仕事」、好きでやってるんだし、何か悪いことでも??

歌手だって、元は「歌いたいから」だと思うし、作家なら「書きたい」が始まりじゃないんでしょうか。
写真家が「撮りたい」と思っちゃいけない理由はどこにもない気がする。

心を動かされる物(者)に対して、「撮りたい」と思っちゃいけないとしたら、そもそも「写真家」なんて存在していないでしょう。

確認して、許可が得られれば撮る。
それで良いんじゃないでしょうか。

多くの人たちは、そこまではしないのですよ。
傷つくのが嫌だから、プライドを捨ててまではやらない。

私にはプライドなんかないです。
写真が無ければ証明できないから。
何としてでも、撮らないといけないんです。
どんな犠牲を払っても、写真が撮れていなければ、何も証明できない。

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長澤 直子

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オペラグラファー

【オペラ好き写真家世界№1】現役オペラファンの視点を生かし年間50以上オペラ撮影。イープラス,アイデアニュース他に掲載&WEBメディア「オペラエクスプレス」で独自取材。演奏家の方のための無料プロフィール写真相談有。オペラ関連のあらゆる写真のご要望にお応え。

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