写真の貸し出しをめぐる一つの騒動について
こういう仕事をしていると、「写真を貸して欲しい」というお申し出は、よく頂きます。
うちはレンタル屋じゃないんだけど···と内心思いつつ、ご要望には大抵お応えすることになります。それによって、少しでもオペラを目にする機会が増えれば嬉しいという気持ちがあるからですね。
それにしても、何でみんな、そこまでしておカネ儲けに熱心なのかが理解出来ない。
先方が、あんまりにも「金・カネ」こだわるものだから
「こんなことでおカネを取っても仕方ないでしょう」
と、言ってやりました。
凄い失礼な言い方かも~と思いましたが、心底腹が立ったし、えぇ、物凄くニュートラルで冷静な感じで言ってやりました。
結果、私を通り越して、ン万円の使用料が、●×に行ってしまった。
写真って、一種の「著作権ビジネス」なわけだけれど、私のは公式写真ではなく、取材写真がほとんどなので、権利者は私ではないと言わんばかり。
おカネ儲けがそんなに大事?
人(この場合、私が権利者だったのに)の心を傷つけてでも、おカネさえ入れば、それで何とも思わないなんて、いったい何という時代、何と恐ろしい世の中だろう。
だから今、怒りを通り越して、ただただ悲しいです。
そして、今後一切、●×とは関わらないと、心に誓いました。
自分までおかしくなってしまいそう。
でも一つわかったのは、要するに、おカネさえ払えば、何でも見逃してもらえるということ。
目には目。
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