ときめきオペラ

独白(毒吐く)—スタジオ再開前に思うことを、自分の心に正直に書きます。周りの評価は気にしないので、嫌われても大丈夫です。

time 2020/05/31

時々、「どうしてこんなことしてるのかな~」とか思ってしまう。

儲からない舞台写真撮影
儲からないスタジオ撮影
儲からないサイト運営

フォトグラファーナオコは、誰からも必要とされていない。

写真で他人様の役に立ちたいと思って始めたことなのに、誰からも必要とされないなんて寂しいな。
写真が必要とされるためには、一体どうしたら良いのか・・・。

あぁ、正確には

儲けようという気がない舞台写真撮影
儲けようという気がないスタジオ撮影
儲けようという気がないサイト運営
儲けようという気がないフォトグラファーナオコ

だったわ・・・。
だって、こんな事で商売したって仕方ないじゃない。皆オペラが好きでやってる中なんだからさ。それに、自分だって、オペラを撮りたい,オペラ写真を見てもらって、オペラを広めたいという一心でやっているのだから、思いは同じようなものだと思う。

舞台写真撮影したい
スタジオ撮影したい
サイト運営したい
フォトグラファーナオコしたい(笑)

頭の中は、ほぼオペラ。

仕事が一杯来る人,儲かる人の頭の中は、一体、どうなっているんだろう。きっとこの逆に違いない!

良くも悪くも、私は「自分がオペラやりたい」ただそれだけの人なんだろうか。

「自分がやりたい」という気持ちだけの人。
でも、オペラをやっている人たちは、少なからず皆そうなんじゃないのか?? オペラだけでなく、スポーツだって何だってそうだ。

「やりたい」の理由は、間違いなく「好き」だから。 何かを「好き」ということは、素敵だけど楽しいだけではない。

特に、その「好き」を仕事にしてしまった場合、時として犠牲が必要になる。最も過酷な犠牲は、「好き」を封印しなければいけないという事だ。それを乗り越えられずに、仕事を辞めてしまう人もいる。あるいは、嫌いになってしまう人さえいる。

趣味で写真を撮っていた頃は、誰もが「撮って」と言うし、素敵な趣味だねと言われる。ところが、それを仕事にした途端、おカネ払うならいらない,もう来ないでと言われる。 それで喰えるの?と聞かれる。
プロになって、もっといい写真をバンバン撮れば、もっと喜んでもらえるだろうと思って必死で勉強した。だけど現実は、予想とはかなり違っていた。

それでも、写真でオペラの魅力を伝えたいという思いは、日に日に大きくなるばかり。どうしても、オペラの写真を撮りたくて、ありとあらゆることを試した。
ただ一つわかったことは、「記事に書かせて下さい」と言えば、誰もが喜ぶのに、「写真を撮らせて下さい」と言うと、「それはアナタが撮りたいだけでしょ、タダの遊びに、どうしてうちが協力しないといけないのか。」と断られる。 写真家が撮影したからといって、何か害でもあるんですかね。

ある時の、「写真が広まるのは困る」・・・という、制作者からの返答には、酷く驚かされた。理由は、「演出や衣装などを外部に出してしまって、真似されたくないから」というようなことだった。一種の断り文句なのだろうが、あの時は、写真を辞めようかと思うほど、傷ついたものだ。

さて、今、一番不安に思っていること。
一体、いつまでこうしていれば良いのだろう・・・。
私に仕事は戻ってくるのだろうか。
最悪、このまま埋もれてしまうかもしれない。

写真という仕事が無ければ、自分の人生に、全く何の意義も見いだせない。
どんなことがあっても、最後まで、この土俵で戦い続ける。
たとえ、たった一人になろうとも・・・。

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長澤 直子

オペラグラファー

オペラグラファー

【オペラ好き写真家世界№1】現役オペラファンの視点を生かし年間50以上オペラ撮影。イープラス,アイデアニュース他に掲載&WEBメディア「オペラエクスプレス」で独自取材。演奏家の方のための無料プロフィール写真相談有。オペラ関連のあらゆる写真のご要望にお応え。

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