2018/02/24
先日から、某コンクールで写真撮影を行っています。今回の自分、思いのほか軽装です。ミラーレスを使用することにしたためです。しかしこれに至るまでには、相当の検討・検証と決意が必要でした。何故でしょうか??
理由はともかくとして、長い間の相棒とお別れするということは、寂しいというか残念なものです。出来ることならずっとNikon族(笑)として全うしたいものとまで思います。それほどに愛着は強い!
オペラに囲まれて・・・この社会の中で生きるということは、普通の写真屋さんにとっては、中々過酷なものです。(←充分、普通じゃない)
ところで、ミラーレスにして良かったなぁと思うことも沢山あります。何よりも、シャッター音に対して解放されたということ。これは本当に大きいです。正直な話、撮ってる本人が一番「うるさい」と感じ、被害を被ります。「音には気を使う」などという生半可なレベルではなしに、自分がオペラファン(&クラシックファン)なので変な話、耳はお客さまと同化してますから☠あるいは、作曲家なり演奏家なりを崇拝するあまり、「ここ、押さなくていいから」(←天の声?)と言われたらどんなに楽だろうか・・・とか思ったり。特に、好きなオペラ(とか曲とか演奏家etc.)の現場では、そりゃぁもう大変なこと、次から次へとジレンマが襲って来るのです。
この場所で、写真家として生きて行くには、いつも少なからずの葛藤がつきまとう。それは、オペラをこよなく愛しているから。
ミラーレスに変えたことによって、少しはジレンマやら葛藤が軽減されると思えば、我ながら良い決断をしたというものです。
勿論、引き続きNikonも使用します。時と場合によって、使い分けできる選択肢が増えたということでしょうか。