ときめきオペラ

ほぼ劇場、時々スタジオ。photographer_naokoのアタマの中。オペラ撮ってるか見てるか。たまに毒吐。

「サイトウ」から「オザワ」に…音楽祭の名称変更に思うこと

time 2014/06/20

昨夜(2014年6月19日)の YOMIURI ONLINE の記事に、財団の理事会が、名称変更する方針を了承したと掲載されていました。

東京都内で開かれた理事会では、「セイジ・オザワ松本フェスティバル」「セイジ・オザワ・フェスティバル松本」の2案(いずれも仮称)を評議員会に提出することを決めた。(記事より転載)
「サイトウ」から「オザワ」に…音楽祭名称変更

以前から、名称変更について動きがあるとは聞いていました。それにしても、小澤さんをそのまま持って来るということについて、少々、短絡的かなとも思います。いぇ、批判ではなく、素直な感想としてですね・・・。

以前、私が公式写真家を務めた音楽祭に、「目白バ・ロック音楽祭」 というのがありました。主にバロック音楽が演奏される音楽祭なのですが、「バロック」ではなく、「バ・ロック」なのです。この名称は、目白という「場」に、「ロック(=先鋭的)」な人たちが集まるという、音楽祭のコンセプトに基づいたものでした。名称もユニークなら、演奏場所も一風変わっています。目白にはコンサートホールはありません。界隈の教会や歴史的建築物の中で、バロックの清聴な響きを体験してしまおうという、今思えば本当に贅沢極まりない内容でした。カヴィーナ、ヴェネシアーナ、ガッティ(ヴァイオリン)、ダイクストラ(指揮)、フィゲイレド(チェンバロ)など、出演者の顔ぶれも超!!!豪華でした。

目白バ・ロック音楽祭 2007

目白バ・ロック音楽祭 2007 コントラポント&アドリアン・ファン・デル・スプール「灼熱のラテン・バロック~18世紀イエズス会宣教時代南米の宗教作品~」

話の腰を揉んでしまいましたが(笑)、記事は、下のように続きます。

世界的に著名な小沢さんの名を冠することで、フェスティバルの国際的知名度をより高めるのが狙い。(転載)

あくまでも個人的な意見ですが、一人の人物に全てを依存するような姿勢は、音楽祭として、あまり健全ではないように思います。「日本はブランド志向が強いので、小澤さんが出るか否かで、チケットの売れ行きが全く違うのではないか。」と言う方がいました。また、「小澤さん以上の人は他には絶対にいない。」という方もいました。でも、本当にそうでしょうか・・・。もしかしたら、もっと凄い人がいるのに、ただ自分が知らないだけかもしれない。(←済みません、小澤さん批判では決してありません、私、ファンです♪)この音楽祭を目指して、世界的実演家が松本の地に多く結集します。小澤さん人気も良くわかるのですが、他の演奏家の方々の魅力も知りたいなぁーと、素人ながら、そんな風に感じてしまったのでした。

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