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20176/30

「壁」は越えずにすり抜ける

ヨーロッパ人にはなれない。では自分は一体何のために音楽を演奏するのか――。

音楽に限らず、日本人として存在する限り、必ずと言っていいほど、一度はこうした「壁」にぶち当たるのではないかと思います。

私の場合、初めに感じた壁は、デザイン(服飾)においてでした。
「何で日本人なのに、西洋の服のデザインやってるんだろう・・・」一時は服飾デザインの仕事に就いていたので、日本人としてのアイデンティティの否定と肯定を繰り返していましたね。そこで発想の転換が出来ずに疲れ果てたというか。まぁ、それがデザインを辞めた一つの理由です。

世界各国にオーケストラがあって、ドイツ、フランス、イギリス、さまざまな演奏や表現のスタイルがある。僕は日本人として、日本のスタイルを作っていくべきではないか。自分が日本人であることを大切にしよう。そして、日本人からみたクラシックのあり方を究めようと思うようになりました。

写真でも、しばしばこの「壁」を感じることはあります。
「何でこんな(素晴らしい)写真が撮れるんだろう・・・」ということの答えが、単に●●人だから・・・って悲しいというか悔しいというか。

そうなると、「壁」はもう鉄のごとし、あらゆる手段を講じたところで、決して越えるなんてことは出来ないのです。
でもまぁ、決して越えられないと最初からわかってしまえば、気は楽です。

とりあへず「すり抜ける」ことでも考えますか・・・💦


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