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20162/10

METライブビューイング《真珠採り》を見て来ました

おぺえくのFBページにも書きましたが、カルメンを書いた人とは思えないほど、違った趣のオペラでした。
個人的には、演出には、かなりつっこみたい部分はある(笑)けれど、そうは言ってもやはりMET。こちらででしか実現しえないような仕掛けが満載で、スペクタクルとしては、実に楽しめるものになっているのは流石です。
歌手もそれぞれ、ふさわしい人選がされていました。ダムラウは、自分からこのオペラを推薦したそうですから、思い入れも相当あったのでしょうか。その歌唱は、見事としか言いようがありません。テノールのポレンザーニは、私の想像していたナディールとはちょっと違ったアプローチだったのですが、それはそれでとても良かったです。
オペラのラストで、ズルガは恋人たちを逃がしてやりますが、演じるクヴィエチェンの苦悩と決意の潔さといったら!もう、涙無しには語れません・・・(;-;)
METでは一世紀ぶりという《真珠採り》は、ハッピーエンドにしてほろ苦い!それでいて、どこか安堵感と爽快さをおぼえる上演に見えたのでした。
MET《真珠採り》タイムテーブル

METライブビューイング《真珠採り》を見て来ました♪オペラの中でも特に人気の他い《カルメン》を書いたのと同じビゼーの作曲ですが、カルメンとは、かなり印象の違う作品です。全体的に、叙情的でロマンチック。それでいて、ダイナミックに盛り上がる部…

Posted by オペラ・エクスプレス on 2016年2月9日

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