写真を「使う」ーーー苦手なひとこと
写真を「使う」という表現がありますが、その言い方は、あまり好きではありません。また、最初からそういう理由だけで写真を撮ることは、私には絶対にありません(キッパリ)。何と言ったら良いのでしょうか・・・!私にとっての写真とは、自分自身(←私)が「使う」ものでは決してないのです。
え??では、何のために撮ってるのかですって・・・??理由はありません。本当にないです・・・いぇ、無いというよりも、「何故、オペラ写真なんか撮ってるんだろうか」ということの答えを出すために、ひたすら撮るのかもしれないですね。
始まりは、自分が出会ったオペラや人々、感動的だったとか、時にはガッカリしたことも、何かの方法で目に見えるようにできたら・・・という思いでした。ですから、同じ「使う」でも、自分ではなく、人に「使って頂く」ものだと。フリーで写真を撮るということ、まして、オペラとその周辺だけで生きるということは、ほぼ趣味の延長線上にあると言って間違いないです。お客さまに喜んで写真を使って頂くということだけが、唯一、外に開かれた社会との接点なのです。
そして・・・
facebookの記事で、松尾香世子さまが「声を出す事は自分の表現の一つ」とお書きになっています。写真も、まさに表現のための手段。
更に
「歌は心が大切。
ただの歌が上手いだけではなく
立体的に声を感じれて血のある歌・・・」
歌と写真とは、本当に良く似ています。オペラと写真とは、本当に良く似た、双子の友達なのです(笑)
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