ときめきオペラ

仕事辞めることにしました カメラのプロがオペラの魅力発信❗

time 2021/01/01

エイプリルフールではないですが、読んでその通りです。

仕事辞めることにしました。

でも、写真のプロフェッショナルではあるので、タダで写真を撮るつもりはないです。

「仕事」の定義は様々にあると思うので、その話はまたにします。

思い返すと、不思議な人生を過ごして来たように感じます。
オペラの写真に専念しようと思い、脱OLしたのが2005年です。
当時、自分が写真で生計を立てるようになるとは、想像だにしていませんでした。

OL時代から、仕事にずっと苦しめられ続けて来ました。それは、自分がやっていることが本当に好きなことではないから、好きな事を仕事にすれば、そんな苦しみは無くなるだろう、そう漠然と思っていました。しかし、実際に好きなことを仕事にしてみると、その考えは実は大きな間違いだったということがわかっただけでした。

OLから急に写真家を名乗り、当時の知り合いは演奏家ばかりになっていたので、全く何もつながりが無いということではなかったのです。それでも、仕事を発注する人とのつながりが無い。当然、黙っていて仕事が入って来るということはないので、方々に声掛けを開始する。100件のうち1件くらいは、こちらの趣旨を理解してくれるかもしれない・・・。

一体、自分自身を不幸にしない働き方は、どこにあるのだろう・・・。

写真は辞めません。
えぇ、絶対に辞めません。

写真を辞める時は、人生が終わるとき。
それまでは、私は写真は絶対に辞めません!
辞められるくらいなら、最初からやりません。

辞めない。
辞めないよ。

でも、仕事にするのはもう嫌になりました。
ただそれだけのことです。

説明は難しいですが、そもそも出来ないです。
写真って、何ていうか、心のぶつかり合いみたいなものじゃないですか。

何枚撮って幾らとか、何時間働いて幾らとかいうことが、私には中々ハードなんです。
お金は欲しいです。ないと困ります。
矛盾しているけれど、社会一般のような働き方には、どうも合わないんです。
だましだまし撮るのも嫌なので、やっぱり辞めるしかないです。

思えば、あまりに不思議な巡り合わせです。
「夢」というよりも「野望」を抱いて、私は、OLから自分の人生への第一歩を踏み出しました。
頭の中に常にあるのは 写真でオペラを広めたい ということです。
初めから、オペラの写真を撮りたかった。
写真でオペラを表現するために、写真の勉強を深めていったのです。
オペラが発するエネルギー,オペラから得られる感動を、ダイレクトに伝えたいため。
本当に好きで情熱を傾けている者にしか、表現できない。
自分が撮るのが一番だと思ったから。
世界一オペラに情熱を傾けている写真家であるという点には自信がある。
他にいないでしょう。
誰にも負けないのです。
他で負けてもちっとも悔しくない。
この部分では絶対に負けない自信がある。

仕事辞めることにしました。

写真を辞めるわけじゃないので、外見的に変化はないです。なので、公式に「仕事辞めます~」とか宣言はしないですが、気持ちでは、もうリタイアしたと思ってます。

最初から写真を仕事にするつもりはなく、撮影で得たいものは、おカネじゃないのですよ・・・。なので、普通に1回撮影して幾らとかいう「カメラマン」の現場だと、私は居心地が悪いのです。だから、婚礼とか子供の写真とか、普通に儲かるものは最低限しかやらないです。

良い写真を持つことで、オペラの未来がどう素敵に変わるか・・・もちろん変えるなんてことは無理なんでしょうけど、そういった「夢」を提供したいんです。

私が「提供したい」のは、写真に対しての「夢」ですね。写真そのものじゃないんです。直接写真を売ってしまうと、普通のカメラマンと変わらないし、私から買う必要性もないでしょう。もっと有名だったり,上手な人も沢山いるじゃないですか。カメラマンとして、そういう人たちと競うつもりはないんです、全然。

そして写真から、オペラやクラシック音楽への「夢」を感じて頂きたい。ウィーンでオペラのブロマイドを見て、「こういう写真を撮る人になろう」と思ったことが、そもそものきっかけでした。それだのに、気づいてみると、写真でおカネを稼ごうとばかりしている。写真から「夢」を発信できていない。それはやっぱり違うんじゃないかなと。

まぁ、要するに負けました。日本の社会構造というか、商業至上主義というか。
負けてもそれは悪いことではないですね。要は、自分に合った人生を、幸せに送れればいいのですから。私なんか、却って安全に生きて行けるかもと、今はそう思っています。

誤解のないように書きますと、仕事辞める・・・といっても、写真のプロフェッショナルを辞めるつもりはないので、タダで撮影する気はないのですよ。矛盾しているかもしれませんが・・・。

長文になり恐縮ですが、書いているうちにアタマの中が整理されて、よりスッキリして来ました❣
ありがとうございます🍀

写真は辞めれないですね~。
仕事というよりは、「生き方」みたいなものなので。

この世界(音楽系写真屋)は、コネクションか大手(●●新聞とかの)でないと、「仕事」が回ってくるということはまずないのですね。なので、仕事を「頂く」という発想は、ほぼ捨てました。撮りたい対象には、独自にアタックします。

そして、私はアマチュアではない❣そういうやり方でも写真を続けて行けるし、もっと重要なことは、オペラの魅力を発信することなんです。

自分の出来ることで、オペラの魅力発信頑張ります🍀

一度きりの人生ですから❣
残り少ない余生(?)は、自分はできるだけ機嫌よく、適当に周りの人を喜ばせつつ過ごしたいと思います❣

今まで「誰かの役に立ちたい・・・」とか、そんな凄ぃことばかり考えてたので、じんせいが割と辛いものだった。凡人にはできっこないので、さっさとあきらめるに限りますねー(笑)スッキリ・・・

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長澤 直子

オペラグラファー

オペラグラファー

【オペラ好き写真家世界№1】現役オペラファンの視点を生かし年間50以上オペラ撮影。イープラス,アイデアニュース他に掲載&WEBメディア「オペラエクスプレス」で独自取材。演奏家の方のための無料プロフィール写真相談有。オペラ関連のあらゆる写真のご要望にお応え。

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