2018/02/24
先日、あるカメラマンの方のブログを見ていると、
「写真を撮る上で大切なのは、被写体に惚れること」
・・・といったことが書いてありました。そして、
「写真は人を好きになれるツールなのかもしれません」
と続いていました。
その記事を読み、私はちょっとビックリしてしまいました。驚いた理由は、そういう風に考えたことがなかったからですね・・・。
思えば、最初から、「惚れた人」だけを撮っていた。何かのツールというよりは、より深くコミュニケーションするための、一つの手段が「しゃしん」だった。自己表現の方法というか。
そもそも、「カメラマンになろう」とか、思ったことはなかった。今、しゃしんで生計を立ててはいるけれど、それはそれは、色々な偶然と奇跡の積み重ねのようなもの。そして私は、とても運が良かったのだと思います。
仕事だから撮らないといけないとか、意識して好きになろうなんて、決してしたことはなかった。私のレンズに写る人たちは、みんなが綺麗だし、みんな好きなひとばかりだった・・・。
でも、そうでなきゃぁ・・・。
「カメラマンになりたい」とは思わなかったけれど、「こういうしゃしんを撮る人になろう!」と決めたのだから。
「こういうしゃしん」・・・って??どういうしゃしん??
それは、またいずれ書きます。